ウィッグ|増毛エクステ

ウィッグ美容師が教える|初めてのウィッグ選び

ウィッグを買う手段は色々

もう当たり前になってきていますが、ウィッグ選びもネットや通販とウィッグを手に取らず購入することもできる時代です。それ以前はデパートや百貨店や、展示会やイベント会場、または専門店が主な購入できる場所でした。今はネットでウィッグことを調べることがあたりまめにできそれなりに知識も入手できるので、ネットがない時代と比べるとウィッグ選びも失敗しにくくなったと思います。

突然ですが、これを読んでいるあなたに質問です。洋服を買うときは、ネットですか?それとも店頭ですか?
どちらも良し悪しはありますが、何の目的のためにウィッグを検討していますか?その理由によって、ウィッグの選び方も変えてもいいかもしれません。

ウィッグ購入目的と目的別からみるウィッグ購入の糸口

ウィッグを選ぶときは先ほど言ったように、店舗やネットと多くありますが、実は意外と仕様の種類は多くないんです!

基本的なところからお伝えしますね!

1. まずは用途を明確にしてみる

まずは、なんでウィッグを検討しているのでしょうか?髪のボリュームUPなのか、薄毛のカバーなのか、おしゃれ目的なのか、医療用なのか?です。また使用頻度も合わせてイメージしておくのもおすすめです。毎日使いたいのか、お出かけのときか、趣味の時に使うだけか。

2. 自然さを重視してみる

ウィッグはつむじ生え際分け目の3点が自然に見えることです。鏡を見たときに気になる部分であり、人からの視線を気にせずにいられる重要なポイントだからです。あとは毛質と光沢によって自然に見える大きなポイントです。「自分の髪のように見えるもの」=普段ご自分がやっているヘアカラー、などがをヒントになるかもしれません。

3. サイズとフィット感

ウィッグはサイズ調整できるものがあります。これはオールウィッグ(全頭)で調整が可能です。ピースウィッグ(部分)もありますが、これはサイズ調整できないものがほとんどです。自分の頭にしっかりフィットするウィッグが自然に見えます。小さすぎたり(ピース)、オールウィッグは大きすぎると不自然さが増し、ずれやすくなってしまいます。

4. スタイルとカラー

自分の好みに合わせてスタイルやカラーを選ぶことも楽しみの一つですが、初めての方で自然さを求める場合は、今のご自身のヘアスタイルに近いものを選ぶことをお勧めします。その方が、違和感なくウィッグを仕様することができるので、普段使いに向いています。扱いやすさでいうとショートスタイルは初心者にはおすすめです。

以上のことは、目的からウィッグ選びのポイントをお伝えしました。今度は目的以外からウィッグを選ぶ方法です。

合わせて読みたい

目的以外のウィッグ購入の糸口

1、自然な見た目から選んでみる方法

とにかく自然なウィッグは中価格帯以上の調整できるタイプで、専門サロンや専門ショップでの購入がお勧めです。ネットや通販でも自然なものはありますが、実際手に取ってみないと違いがわかりにくいのが大きな理由でだからです。中価格帯のウィッグは専門サロンや専門ショップに多く取り扱っており、髪質やベースのサイズなど実際に試着してご自分の目で確認できるものが多くあります。また、調整の仕方や色についてカスタムできる場合もあります。その点からネットや通販で試着せずに購入すると失敗する可能性が高くなるからです。もしネットや通販で購入を希望される方は、返品が可能なのか、交換できるのかなど、確認することをお勧めします。

2、価格から選んでみる方法

価格帯は大きく4つに分かれます。ラグジュアリー価格帯、高価格帯、中価格帯、低価格帯とありそれぞれ価格に幅があるのと、見た目の違いや、できることできないことなどあります。
詳しくは、ウィッグの価格帯の記事を参考に(合わせて読みたい)

3、購入のタイミングから選んでみる方法

ウィッグの種類によって、その場で購入できるもの、時間がかかるものがあります。ウィッグを検討される際は、いつまでに欲しいのかによってウィッグの種類が変わります。

・すぐに手に入るもの
既製品、専門ショップ、ネット、通販などがあります。店頭で既製品を選べばそのまま購入して帰れますが、そこにないタイプを購入したい場合取り寄せになることもあります。遅くとも2週間ほどで購入できるところがほとんどです。

・納期に時間がかかるもの
カスタムやオーダーメイドウィッグは注文してから発注するので、約45日から90日程度、納品するまでに日にちがかかります。

4、医療ウィッグについて

医療ウィッグの場合、既製品からオーダーウィッグと色々と種類や使用に違いがあります。例えば人毛100%だったり、既製品タイプや、オーダーメイドタイプがあります。医療用ウィッグをご検討されている方は、抗がん剤治療が始まると約2週間ほどの猶予しかなくやむなくすぐに手に入る既製品にする方がいます。もしより自然なオーダーウィッグを希望する方は早めの注文が必要となります。

最後に

ウィッグを選ぶとき、高額な商品を売りつけられないか不安な方がとても多くいらっしゃいます。そんな方にお勧めな方法があります。それは一人で、決して行かないことです。娘さんがいらっしゃる方でしたら娘さんと一緒に。もし娘さんがいない場合は友人もしくはウィッグを利用している方と同伴してもらうことです。もしそれでもお一人で購入する場合は別記事にあります、ウィッグの価格帯についてを参考にしてみてください。予算を決めてからがお勧めです。楽しいお買いものになれば幸いです。

こちらでご予約・ご相談も受け付けております。


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