ウィッグ|増毛エクステ

薄毛・白髪対策|自然なウィッグを見つける方法(ウィッグスタイリスト目線)

薄毛や白髪、、、すぐに解決したけど。
ウィッグをつけるのはなんだか抵抗がある。
周りにバレないようなウィッグって、そもそもあるの?

こんな疑問を持たれたことはありませんか?
隠すとかバレないようにとかネガティブなイメージを持たれていませんか?
ウィッグのイメージはネガティブの方がとても多くいます。
ただそうはいっても、ウィッグを使用している人というのは一定数います!

医療用、薄毛用、白髪対策用、おしゃれ用、部分ウィッグ、全頭用ウィッグ、ポイントウィッグなど、他種多様で、使用する目的も人それぞれ違います。

ただ、ウィッグに携わってきた中で、お客様に一番求められるのはやはり「自然」「りある」であること。これが大多数でした。

ここで皆さんに一度、原点に立ち返ってみて欲しいのです。なぜ?自然なウィッグがいいのでしょうか?

周りからわからないようにしたいから?
ウィッグとバレたくないから?
自分のスタイル合っていればいいですか?
それとも、いつものスタイルより少しボリュームが欲しいから?伸びた白髪をカバーしたい?
いつもと違うスタイルにして、新たな自分に出会い変化を楽しみたいからですか?

ご自分がどんなイメージを求めているのか、自分なりに理解しておくと選びやすくなるかもしれません。

ウィッグスタイリストとして、お客様のご相談を数多く受けてきた中で、よく聞かれた質問があります。

それは「自然に見えますか?」です。

ご自分以外の周りから見て自然なのかということになります。ただ、こちらが「自然ですよ」と申し上げてもご納得されない場合があります。

ご自分で自然だと感じることができればいいのでしょう。ただ反対に、ご自分が自然と感じても、周りからみて不自然な場合の実例もかなりあります。

例えば、分け目の白髪が気になり、美容室も染める時間がないという方に人気の小さめのウィッグ。
ベースが小さくて、ポンと分け目にのせるだけですぐに取り付け可能!(下の画像)

分け目の白髪用

単に自然なウィッグといっても自分視点か周りの視点かです。ウィッグスタイリストとして目線から自然かどうかをお伝えします。

ウィッグスタイリストとしての目線で考える|自然なウィッグとは?バレないポイント

「かつら・ウィッグはバレないのか?」と悩んでいる人はかなり多くいる様です。

ネットで検索してみると、ご自分の写真をのせた質問がありそれに回答している記事を多く見ます。

質問1 ウィッグはバレないですか?

ご自分の髪の色に合っていなかったり、自分の頭の形にあっておらず、頭より大きすぎたり、小さすぎたりすると不自然に見えたりします。サイズが大きい場合ふとした時ウィッグがずれた時などのトラブルも起こり得ます。

こうした時、髪の色や艶などが自然で合ってもバレてしまいます。

オーダーメイドなどの高品質を購入する場合、サイズが大きすぎ、小さすぎということは、担当したスタイリストのミスとしか起こり得ないことです。

質問2 ウィッグが不自然に見えないのはどうしてですか?

一つは毛量・ボリュームです。
ウィッグはご自分の髪の上につけるので、当然多く見えやすくなります。
そのため実際に毛量が多すぎたり、ボリュームを出しすぎているウィッグは、頭が大きく見えたり、シルエットが大きすぎてしまい不自然に見えやすくなります。

自分の頭の大きさや顔のバランスに合わせて、ウィッグのボリュームを整える必要があります。

それに、年齢層による自然さも大切で、ウィッグを自然に見せるための必須項目として含まれます。
また、歳層よりも少しボリューム感があると自然だと感じやすくなります。
ご自分の年齢を考慮せずにウィッグを選ぶと不自然さが目立ちやすくなるかもしれません。

質問3 ウィッグ・かつらをバレにくくする方法

女性用の場合
ポイントは「少し後側にウィッグを取り付けること」
です。

当然スタイルにもよりますが、ここでは部分ウィッグについてお伝えします。
生え際よりも指2、3本後ろに取り付けると前髪と馴染みやすく、ボリュームが多くなりすぎず自然なボリューム感が出やすくなります。

分け目の白髪カバー用は、小さいサイズのウィッグを求められる方が多くいます。ただ万人に合う訳でなく小さすぎることでかえって、取り付けた部分だけが盛り上がってしまい不自然になるケースも。特にネットや通販で購入された方に非常に多くいらっしゃいます。

全頭かつら・フルウィッグについての取り付け位置は、眉毛の上の位置に手を横にしておき、指3、4本分のところにすると自然に見えやすくなります。また毎回の取り付けの際に、ご自分の取り付け位置を把握しておくと、毎回位置が違うという様なことは起きにくくなりバレにくくなります。
この点は、ウィッグスタイリストからお客様のアフターフォローとしてサポートしてもらえるかも大切です。

より自然に見えるウィッグとは?

ウィッグが自然に見える仕様とは

インターネットでも多く取り上げられていますし、ウィッグの専門店でも共通してあげられていることですが、
1、「人毛であること」
2、ベースができるだけ薄いもの
3、地毛の髪色とウィッグの髪色合っている

詳しい内容を見ていきましょう!
1、人毛であること
ご自分の髪に近い仕様としては、ご自分に近い人毛です。当たり前と思うかもしれませんが、ポイントは人毛でもレミー毛というキューティクルをできるだけ落としていない人毛がより自然に見えます。キューティクルがあることで光の反射がバラバラに乱反射するので、艶が均一に光って見えないためです。

ですがいくつか注意点があります。
一言で、人毛と言ってもいろんな品質があります。その人毛は日本人なのか海外のものなのかなどの違いがあります。アジア系のものなら比較的、日本人にも合やすいといえます。

また人毛も種類があるお伝えしましたが、また別の機会に詳しくお伝えします。

それから最近、海外でウィッグの需要が高まり品薄のため高額になってきています。それに品質にばらつきがあるので、インターネットや通販などで購入する際は注意が必要です。購入の際は、信頼できるかどうか確認してから購入しましょう!

できたら実物を見せてもらうと、トラブルが起きにくくなります。

人毛を選ぶ注意点
人毛は自然に馴染みやすいのですが、注意点があります。
人工ファイバー毛に比べると劣化が早く、消耗しやすい点やウィッグのスタイルの持ちが人工ファイバー毛と比べると早く崩れてしまう点です。
この点を十分理解し納得いただければ問題ないかと思います。メリットは自然に見え馴染みやすい。退色しても染め直しができたり、パーマをかけることができることです。

もしスタイルの持ちや傷みにくいウィッグを望まれる場合は、人工ファイバー毛とMIXされたウィッグが、より自然で長持ちしやすくなります。

長持ちだけでウィッグを選ぶ場合は、人工ファイバー毛100%のウィッグとなります。

2、ベースができるだけ薄いもの

地毛の上にウィッグをつける場合は、髪の上に髪の毛がプラスされるので、髪のボリュームが当然多くなることはイメージできるのではないでしょうか。

そのためできるだけ、ウィッグのベースが薄いものがより自然に見えるといえます。

ただ、ベースが薄い場合、ウィッグのもちも当然悪くなりがちです。購入の際はこの点も理解しておくことが大切です。

特に男性用のかつら(ウィッグ)は、生え際をより自然にする商品が多くあります。前髪を上げたスタイルやショートスタイルなど、生え際が見えやすいスタイルの時はとても自然でおすすすめです。

3、地毛とウィッグの髪色が合っているか?

全頭(フルウィッグ)の場合は地毛との差はないので問題は該当しませんが、部分ウィッグの場合に関係してきます。

部分ウィッグは頭の上、頭頂部につけます。そのため、ウィッグの髪と地毛と重なる部分が生じます。その重なった髪の色に差がありすぎると、不自然になりやすくウィッグだとバレやすくなってしまいます。

ウィッグとバレない、意外な落とし穴
結論から申し上げると、「頭の後がわ」です。
ご自分が気にされるのは、鏡をみてる時がほとんどではないでしょうか?

鏡を見るときは正面です。人と接するとき正面からじっと見る人はいません。しっかりと見られる場合、後方から見られる可能性の方が格段に高いからです。

バレない自然なウィッグ(かつら)はもちろんですが、後ろを自然に仕上げることを意識することが重要です。

ウィッグやかつらを取り扱えるウィッグスタイリストに仕上げてもらうことは、より自然に見える近道になります。

大手メーカーなどでは他社製品をセットしたり調整はしてくれませんが、専門店や専門美容室なら、ネットや通販で購入したものでも仕上げてくれるところがあります。

もし、ウィッグ(カツラ)の仕上りで気になる様なことが合ったら一度はご相談することをお勧めします。ウィッグジプシーにならないために。

<ご相談・お問い合わせ>

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